
ピアノ歴30年以上の元中学校音楽教師めりーです。この記事ではファンタジアの由来や特徴、おすすめの曲をご紹介します。
ファンタジアとは?
ファンタジアは、性格的小品(キャラクターピース)のひとつで、作曲者の想像力に基づいて作られた曲のこと。
日本語では幻想曲と訳され、形式にとらわれない自由な楽想が特徴です。
バロック時代から多くの作品が作られていますが、その作風は時代によって変化しています。
ファンタジアの代表的な作品
バッハやモーツァルトなど有名な作曲家の多くがファンタジアを作っています。
中でも、ショパン作曲の「Op.49 幻想曲 ヘ短調」は演奏会等で演奏される機会が多く、ファンタジアの代表的な作品と言えます。
バラードのような壮大な作品で、ドラマティックな展開が魅力的です。
その他の性格的小品と聴き比べるのがおすすめ!
記事の冒頭でもご紹介した通り、ファンタジアは性格的小品(キャラクターピース)という音楽ジャンルのひとつです。
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性格的小品は自由な発想によって作られた、ピアノのための短い楽曲のことで、ファンタジア以外にもバラードなど様々なジャンルがあります。
各曲の特徴と詳細は以下のリンクよりご覧ください。
性格的小品
いろいろな性格的小品を聴き比べることで、それぞれの美しさや良さをより実感できるはずです。

以上、この記事ではファンタジアの由来や特徴、代表的な作品をご紹介しました。
少しでも皆さんのお役に立てていれば幸いです。