音楽の基礎知識

バルカロール(舟歌)の意味や特徴、代表曲【音楽のジャンルを分かりやすく解説!】

ピアノ歴30年以上の元中学校音楽教師めりーです。この記事ではバルカロールの由来や特徴、おすすめの曲をご紹介します。

バルカロールとは?

バルカロールは、日本語で舟歌と訳され、ヴェネツィアのゴンドラで歌われる舟唄を模した曲のこと。

ヴェネツィアのゴンドラ

8分の6拍子や8分の9拍子でつくられることが多く、低音部の比較的簡単なリズムの上に、美しい旋律が重ねられるのが特徴です。

バルカロールの代表的な作品

始まりはベニスの舟唄

舟唄は、元々船頭が船を漕ぐ際に口ずさんでいたもので、クラシック音楽に早い段階で取り入れたのはロマン派時代の作曲家メンデルスゾーンです。

無言歌集には「ヴェネツィアの舟歌」が3曲おさめられていますが、第5巻の「Op.30-6 ヴェネツィアの舟歌 第3番」は特に有名ですね。

物憂げでどこか寂しさを感じる曲想ですが、ゴンドラが波間にたゆたう様子が思い浮かびます。

ショパンの舟歌もおすすめ!

ショパンの「Op.60 舟歌」は彼の死の3年前に作られた、ピアノ作品としては最後の大作です。

左手の特徴的なリズムの上に右手の美しい旋律が重なる、優雅でロマンティックな作品です。

その他の性格的小品と聴き比べるのがおすすめ!

バルカロールは性格的小品(キャラクターピース)という音楽ジャンルのひとつです。

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性格的小品自由な発想によって作られた、ピアノのための短い楽曲のことで、バルカロール以外にもファンタジアなど様々なジャンルがあります。

各曲の特徴と詳細は以下のリンクよりご覧ください。

いろいろな性格的小品を聴き比べることで、それぞれの美しさや良さをより実感できるはずです。

以上、この記事ではバルカロールの由来や特徴、代表的な作品をご紹介しました。

少しでも皆さんのお役に立てていれば幸いです。

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