クラシック音楽史を分かりやすく解説

音楽史

クラシック音楽史を元音楽教員が分かりやすく解説!

元音楽教師めりーです。クラシック音楽の歴史を分かりやすく解説します。

この記事では、

・音楽史の勉強をしているけれど、よく分からない!

・簡単に歴史の流れを知っておきたい!

・そもそもクラシック音楽っていつの時代のもの?

という方に向けて、クラシック音楽のざっくりとした歴史の流れをご紹介します。

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クラシック音楽とは?

まず西洋音楽の歴史区分を確認しましょう。

西洋音楽の歴史区分

この中で、クラシック音楽とは、17世紀~19世紀の約400年間にヨーロッパで発展した音楽のことを言います。

ですが、17世紀にいきなり始まり、19世紀に突如終わったわけではありません。

ゆえに、その前後の時代(中世・ルネサンス~近・現代)を含めてクラシック音楽と呼ぶことも多いです。

(1)古代(~6世紀)

古代音楽の特徴

古代ギリシャには、Music(音楽)の語源となる「ムーシケー」という概念が存在していました。

この時代の考え方や理論は、中世ヨーロッパの音楽に多大な影響を与えています。

(2)中世・ルネサンス(7世紀~1600年頃)

中世・ルネサンス音楽の特徴

中世ヨーロッパでは教会が圧倒的な権力を持ち、音楽も教会のために作られました。

その中のひとつが、グレゴリオ聖歌

グレゴリオ聖歌は単旋律(メロディが1つ)の音楽なので、これに声部を加えるなどして多声音楽が発展。

また、ルネサンス時代には印刷楽譜の流通により、音楽が広く親しまれるようになりました。

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(3)バロック(1600年頃~1750年)

バロック音楽の特徴

教会の力が衰退し、王や貴族が世の中を支配する絶対王政の時代へと変わったバロック時代。

音楽も貴族のために作られるようになり、派手で豪華なものが主流となりました。

また、和声を重視する動きと器楽の発展により、オペラ協奏曲がイタリアで誕生。

そんなイタリアで発展した音楽をドイツで取りまとめたのが、J.S.バッハです。

その偉大な功績を称え、バッハの亡くなった年がバロック時代の終わりとされています。

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(4)古典派(1750年~1820年頃)

古典派音楽の特徴

古典派時代とは、ハイドン・モーツァルト・ベートーヴェンが活躍した時代のこと。

市民革命により、音楽も貴族のものから市民のためのものへと変化した時代です。

各地で市民向けの演奏会が行われ、大衆向けの器楽ジャンル(交響曲ピアノソナタ)が多く作られるようになりました。

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(5)ロマン派(1820年頃~1900年頃)

ロマン派音楽の特徴

「形式にとらわれず自由に音楽を楽しみたい」という動きから、作曲家の個性が花開くロマン派時代が始まります。

創造性思想演奏技術などが重視され、今までのように誰かのためではなく、芸術のために音楽が作られるようになりました。

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(6)近・現代(1900年頃~)

近・現代音楽の特徴

作曲家たちの「もっと自由に!」との思いがエスカレートし、これまでにない、新しい音楽が作られるようになります。

それが近・現代音楽の幕開けです。

この時代の音楽は、これまでの音楽ルールを覆すような作品、環境音電子音などを取り入れた作品など様々。

「音楽は崩壊した」なんて言われることもあったようです。

ケージの作品はまさに近代音楽です。

まとめ

ざっくりと西洋音楽の歴史の流れをご紹介しました。

歴史の流れや社会の風潮に合わせて、音楽も変化してきたことがお分かりいただけたかと思います。

各時代で音楽の特徴は大きく異なるので、ぜひいろいろと聴き比べてみてくださいね。

というわけで、今回の記事は以上です。

本記事の内容をまとめたワークシートは以下の授業例の中で公開しています。

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