この記事では、反復記号（繰り返し記号）の読み方や意味、演奏方法についてまとめました。
音楽を勉強中の方の参考になれば幸いです。
反復記号とは？
反復記号とは、曲中のある部分を繰り返すよう指示する記号のことです。
反復記号にはいくつか種類がありますが、ここでは、よく使われる記号をピックアップしてご紹介します。
各反復記号の演奏方法
リピートの演奏方法
左向きのリピートに出会ったら、右向きのリピートまたは曲の始めまで戻り、もう一度演奏します。
ただし、２回目は無視して先に進みます。
（例）
１番かっこや２番かっこの演奏方法
１回目に通るのが１番かっこ、２回目に通るのが２番かっこです。３番かっこや４番かっこも存在します。
どちらも１回しか通りません。
（例）
ダ・カーポの演奏方法
ダ・カーポに出会ったら曲の始めに戻り、もう一度演奏します。
戻った後は２回目のダ・カーポを無視して最後まで演奏しきるか、途中のFineと書かれているところで曲を終えます。（Fineは１回目は素通りします。）
（例）
演奏する順番：A→B→C→D→E→F→G→A→B→C→D
ダル・セーニョの演奏方法
ダル・セーニョに出会ったらセーニョに戻り、もう一度演奏します。
前述のダ・カーポと同じく、戻った後は曲の最後または途中のFineで演奏を終えます。
（例）
コーダの演奏方法
to codaに出会ったらコーダまで飛びます。
その先に、他の反復記号がある場合、to codaの１回目は素通りします。
（例）
演奏する順番：A→B→C→D→E→F→C→D→G→H
実際の楽譜では、このようにいくつかの反復記号が組み合わされていることが多いです。
まとめ
さて、この記事では反復記号について簡単に解説しました。
かなりざっくりとした内容ではありましたが、少しでも皆さんのお役に立てていれば幸いです。
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