授業準備間に合わない

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授業準備が間に合わない時の対処法【元教員の経験談】

元中学校音楽教師のめりーです。授業準備を間に合わせたい、間に合わなかったときの対処法をご紹介します。

忙しくて教材研究ができない!授業準備が間に合わない!!
明日の授業どうしよう~!!!

とお困りの先生方に向けて、この記事では授業準備が間に合わない時の対処法をご紹介します。

前半は授業準備を間に合わせるためにどうするか、後半は授業準備ができなかった場合にどう対処するかです。

私や元同僚が行っていたことを基にご紹介していますので、全ての校種、教科に当てはまるものではないということはあらかじめご了承ください。


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1 授業準備を間に合わせたい!

まずは授業までに少し時間がある方向けの対処法からご紹介します。準備不足の授業は、生徒にとっても自分にとっても地獄。少しでもいい授業ができるよう、できる限り準備はしておきたいですね。

①授業準備の時間を確保する。

授業準備が間に合わないのなら、どうにか時間を確保するしかありません。

忙しい日々の中で、いかに仕事を効率よく進めるかは授業準備の時間を確保する上でも大切なポイントです。

詳しくはこちらの記事で紹介していますが、日々の仕事の中で無駄なことは省き、必要なことを最小限の時間で行い、授業準備の時間を確保するようにしましょう。

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②長期休みにまとめて準備する。

夏休みなどの長期休み中は、生徒がいないので普段よりかは少し時間が取れます。その機会にまとめて授業準備を行っておけば、休み明けは少し楽になります。

私は長期休み中に授業準備とテスト問題の作成をちょこちょこ行っていました。

③単発授業ネタやゲームをいくつか持っておく。

1時間で完結する(単発)授業のネタをいくつか持っておくと安心です。

私は音楽の教員だったので、イントロかるた崖の上のポニョ選手権など遊びの要素が強い活動をいくつか持っていて、困ったらそれらの活動で時間を調整していました。

他教科の先生は、すごろくクロスワード百人一首謎解きなどを授業に取り入れていましたよ。

④授業案や教材・教具を日々ストックしておく。

日々の授業で使用した教材や教具、授業の流れ等のメモは、ストックしておきましょう。どこでどんなものが役に立つか分かりません。

ただ、紙媒体だと大量になりますし、劣化も心配なので、データ化して取っておくのがおすすめ。

研修会等でもらった指導案や資料等もPDF化してPCに保存しておいた方が便利です。

⑤指導書や他の先生を真似る。

1年目だから授業のストックなんてない!という方におすすめな対処法です。

教科書の指導書には指導案が掲載されているので、その通りにやってみましょう。

指導書の案をベースに「次はもっとこうしてみようかな?」などアレンジを加えていき、自分なりの授業をつくっていくという方法が一番手っ取り早いです。

もし学校に同じ教科の先生がいるのなら、その先生の進め方を真似するのがベスト。

音楽など1人教科は、他の先生の真似ができないのでつらいですよね。私はこれまでの授業実践例をnoteで公開しています。ワークシートもダウンロードできるのでよければご覧ください。

⑥授業内の生徒の活動時間を増やす。

先生が説明するスタイルは、準備に時間がかかる上、授業中の負担も大きいです。

一度「自分が授業を回さなければ!」という考えを捨てて、説明は最小限にし、生徒が活動する時間を増やしてみましょう。

いくつか具体例を挙げておきます。

・ディベートや話し合い
・調べ学習
・教え合い
・グループワーク
私は「(あらかじめ録画・録音した)自分たちの合唱を聴いて、改善点を話し合い、練習方法を考えて実践する。」という活動を行っていました。準備も授業中の負担も少ないわりに、効果のある活動でした。

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2 授業準備が間に合わなかった!

授業準備がどうしても間に合わなかった、他の教科の代わりに急遽授業をすることになったということもありますよね。ここからは、そんなときに私や周りの教員が行っていた対処法をご紹介します。

①自習させる。

特に5教科の先生ですが、受験や定期テスト前は、1時間「自習」にしている方が多かったです。

自習課題(プリント1~2枚)を用意する場合もあれば、私費教材の問題集や教科書ワークに取り組ませる場合もありました。

注意しなければいけないことは2点です。

  • 静かに取り組ませる。
  • 自習の場合は私語厳禁、もちろん睡眠もNGです。50分間静かに自習させるのは意外と大変なので、むやみに自習時間を設けることはおすすめできません。

  • 他教科の勉強はNGとする。
  • これをOKにしてしまうと、教科として授業時数をカウントできなくなりますので、ご注意ください。

②質問教室を実施する。

生徒に自習させつつ、質問があれば答えるシステムです。こちらも受験やテスト前に行っている教科がありましたね。

自習と違うのは50分間静かにしてなくてもいいという点ですが、静かに集中したい生徒には不向きですし、質問OKだと必然的に会話が増え、私語も出てきてカオスな状態になりかねないので、よほど生徒との信頼関係ができていないと効果のある時間にはならないかと思います。

③DVD等を鑑賞させる。

これは最終奥義です。教科や単元に関する映像を見せます。

高校入試の日などは登校人数が少なく、授業が進められないので、DVD鑑賞で50分間乗り切る教科もありました。

何の考えもなしに見せるわけにはいかないので、最低限以下の準備はしておきます。

・映像を見せる意図や目的、鑑賞のポイントを考える。

・意見や感想を書かせるワークシートを作成する。

かなり古いのですが、私は「We are the world」のメイキング映像を見せたことがあります。音楽を作り上げる過程が分かるので、合唱コンクールや卒業式前に見せることで、自分自身やクラスの合唱への取り組み方を考えさせることにつながります。

ただ英語や社会の先生もこの映像を見せることがあると言っていたので、他教科とかぶらないよう調整は必要ですね。

というわけで、この授業では、授業準備が間に合わない時の対処法を実践例を交えてご紹介しました。

とは言うものの、授業準備は間に合わせるのが基本です!

日々の仕事をうまく調整しながら、よい授業ができるよう準備を進めていきましょう。

ちなみに、授業準備の方法はこちらの記事で紹介していますので、よければご覧ください。

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少しでも皆さんのお役に立てていれば幸いです。

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