変化記号

音楽の基礎知識

♯(シャープ)♭(フラット)♮(ナチュラル)の意味は?【楽典・音楽用語を分かりやすく解説!】

元中学校音楽教師のめりーです。生徒が「♯」を「ハッシュタグ」と呼んでいて、時代を感じました。それはさておき、変化記号について分かりやすく解説します。

音楽を学ぶ際によく出てくる記号「♯」「♭」「♮」

意外と意味を理解していない生徒は多いので、説明に手こずる先生方も多いのでは?

そこで、この記事では、「♯」「♭」「♮」の意味を分かりやすく解説します。

実際に私が授業で説明していたことを基にまとめているので、説明の仕方にお悩みの先生方、音楽を始めたばかりで用語がさっぱり分からないという方は必見です!

この記事では「半音」という用語が出てきます。

*「半音」「全音」は、こちらの記事で説明しています。

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♯、♭とは?

♯(シャープ)とは、音の高さを半音上げる記号のこと。(日本語で嬰記号)

シャープとは

例えば、「ド♯」は「ド」よりも半音高い音のことを言います。

一方、♭(フラット)とは、音の高さを半音下げる記号のこと。(日本語で変記号)

フラットとは

上図のように「レ♭」は「レ」よりも半音低い音のことを言います。

「ド」と「レ」に挟まれている音は「ド♯」または「レ♭」となります。
どちらの呼び方でも構いませんが、♯系の調なら「ド♯」、♭系の調なら「レ♭」と呼ぶことが多いです。

*「調」については、こちらで詳しく説明しています。

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♮とは?

前述の♯や♭は一度付けると、その小節内はずっと有効です。

同じ小節内で「ミ♭」のあとに「ミ」を演奏したい場合は、♭を解除する必要があります。

そこで、♮(ナチュラル)の出番です。

♮(ナチュラル)とは、元の高さに戻す(♯や♭の機能を解除する)記号のこと。(日本語で本位記号)

ナチュラルとは

上図の通り、3番目の「ミ」に♮を付けることで、♭を解除することができます。

♯、♭、♮は変化記号

というわけで、この記事では「♯」「♭」「♮」について簡単にご説明しました。

これらの記号は、変化記号と言い、音の高さを変える役割を持っています。

「♯」「♭」「♮」の役割が分かれば、音階についても理解しやすいはずです。授業で扱う際にはぜひセットで説明したいですね。

*音階については、こちらで詳しく説明しています。

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というわけで、「♯」「♭」「♮」についての説明は以上です。

今回の内容と、音階や全音・半音についての説明をA3版1枚のプリントにまとめました。noteで公開していますので、ダウンロードしていただき、授業での説明時に補足プリントとしてお使いください。
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