始業式までの準備

音楽科教員の仕事

【音楽教員向け】音楽教員が始業式までにすべき準備

元中学校音楽教師のめりーです。音楽の先生になる予定のみなさん、準備は万端ですか?

年度当初、音楽の先生には、ほかの教科の教員にはない、特別な仕事があります。

そう、入学式に向けた全校合唱指導です。

4月1日に着任してから始業式まではだいたい5日程度。そのわずかな期間に職員会議や学年会、教室整備等、新年度の準備に学校は大忙し。

そんな中、音楽の先生は入学式に向けた全校合唱指導の準備もしておかなければいけません。

というわけで、この記事では、音楽の先生ならではの始業式までにすべき準備を5つご紹介します。

着任日までの準備は、別の記事でご紹介しています。まだお読みでない方は、まずはこちらをご覧ください。

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音楽の先生が始業式までにすべき準備は5つ!

1 校歌を歌えるようにしておく。

生徒たちが校歌しっかり歌えるようになるかは音楽教員の腕次第です。

前任者が残した資料に校歌の楽譜や歌詞カードがあるはずなので、始業式までに歌詞は覚えられなくても、見ながらなら歌えるくらいにはしておきましょう。

授業でも1年生の最初の頃に校歌を扱います。
歌詞の意味の把握等、早めに教材研究をしておくと良いです。

2 国歌の伴奏を練習する。

入学式の最初にはたいてい国歌斉唱があり、その伴奏は音楽教員が行います。

大事な儀式で伴奏を失敗するわけにはいきませんので、どんなにピアノの腕に自信があろうと、しっかり練習しておきましょう。

国歌の楽譜は2枚コピーし、1枚は厚紙に貼ってピアノにスタンバイ。もう1枚は、折りたたんでスーツのポケットに入れておくと安心です。

3 式歌(入学式で歌う曲)を練習する。

入学式で合唱する場合はその曲も練習しておきましょう。

入学式の前には必ずと言っていいほど全校歌唱指導があります。

日頃の授業とは違い、短時間での指導なので、生徒たちの歌声を聴いてアドバイスする程度で問題ありませんが、それにしても式歌をまったく知らないのは不安ですよね。

ある程度曲のことを勉強しておき、どのような流れで指導を行うのか考えておきましょう。

もし全校合唱指導の方法に悩んだら、こちらのnoteをご覧ください。私の実践例をもとに全校合唱指導のコツをまとめています。

また、式歌の指揮と伴奏は生徒が行うことが多いですが、学校によっては先生が伴奏する、もしくは当日伴奏者が欠席ということもあります。

音源を流すこともできますが、もしもの時のために、伴奏の練習をしておくと安心です。

4 音楽室を整備する。

音楽室は、ある程度なら自分好みにアレンジしてOKです。

ご自身が授業しやすく、生徒が快適に授業を受けられるような音楽室を目指しましょう。

私の場合、授業中に立ったり座ったりすることが多かったので、音楽室に椅子のみを置き、机は使用していませんでした。座席配置はこちらで紹介しています。

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また、音楽室整備の際、再生機器の使い方は要チェックです。どのボタンを押せばいいか分からなかったり、テレビにつなげるためのコードがなかったりします。

そして授業に使用できそうなCD、DVDが揃っているかも確認必須。

CDやDVD、その他授業で使用する教材・教具は公費(音楽科の予算)で購入できますが、予算の上限がありますし、購入するために必要な書類もあります。

あと、忘れがちなのが掲示物

授業が始まると忙しくて掲示物の準備はできないので、時間のある時に考えておくのがおすすめです。

こちらの記事で、おすすめの掲示物をご紹介しているので、よければご覧ください。

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5 教材を決定する。

教科書は自治体で決まっていますが、その他の教材、教具に関しては自分で決めます

特に、生徒に私費で購入してもらうものは年度初めに保護者に通知するので、着任後だいたい3日以内に決めることが多いです。

ここでは私費教材となり得るものをいくつかご紹介します。

合唱曲集、教科書ワーク、リコーダー等の楽器やその備品

これらの教材は、いろいろな学校で使われているので、「あれば使うかも!」となんとなく購入させてしまいがち。

ですが、リコーダーを購入したのに全然使用しない!なんてことになったらクレーム問題に発展しかねません。

本当に使用するかどうか吟味し、必要であれば私費で購入させましょう。

ファイル

授業内でプリントを使用するならファイルは必須ですが、生徒各自にファイルを準備させようとすると、いつまでも持って来なかったり、トラブルに発展したりすることも。

おすすめは2穴ファイル

プリント印刷時に穴をあけるという手間がかかりますが、ファイルを落としてもプリントが散らばらないので拾うのを待つという授業中断のリスクがないですし、クリアファイルに比べてプリントの紛失率が低いです。

クリップボード

音楽室に机がない場合に何かワークシートに記入させようとすると、生徒は膝の上で教科書等を下敷きにして記入するか、床に座って椅子を机にして記入するかの2択になってしまいます。膝の上だと安定しませんし、床に座らせるのは衛生上あまりよくありません。

クリップボードがあればワークシートにも取り組ませやすいので、おすすめです。

全員に購入させるのではなく、音楽科の予算で1クラス分購入してもよいですし、欲しい生徒だけ自分で買わせてもよいです。

ヘッドホンorイヤホン

生徒個人用タブレットを使用して模範演奏を聴かせたり創作活動に取り組ませたりする場合は、ヘッドホンやイヤホンを購入しておくと便利です。
ただ、耳の形によって合う合わないがあると思うので、いくつかから選択できるようにしてあげると親切です。

もちろん生徒に持ってこさせても大丈夫ですが、イヤホンと一緒にスマホを持ち込むような子がいるかもしれないということは頭の片隅に入れておきましょう。

まとめ 始業式までに具体的な授業の準備を行おう

担任として、あるいは学年教員としての業務とは別に、音楽の先生ならではの準備がたくさんあります。

チェックリストを用意するなどして、始業式までの時間を無駄に過ごすことのないよう準備しておきましょう。

特に、始業式が終わればすぐに最初の音楽の授業がありますので、1年間どのような授業を行うのかをイメージし、具体的に準備を進めることが大切です。

以上、私の経験をもとに、音楽の先生が始業式までにすべき準備を5つご紹介しました。

新年度最初の授業をどう進めるかお悩みでしたら、こちらをご覧ください。

noteでは4月にぴったりの授業実践例をご紹介しています。ダウンロードできるワークシートも載せているので、すぐに授業にお役立ていただけます。

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