授業準備の方法

中学校教員の仕事

【授業準備の秘訣】最初の授業までに考えておきたい細かなこと(新任教員向け)

元中学校音楽教師のめりーです。新任教員の皆さん、初めての授業に向けた準備は万端ですか?

私は元中学校教師と言う立場で、着任日や始業式までに準備すること、授業開きの進め方などを発信していますが、この記事では、より具体的に、最初の授業までに考えておきたい細かなことを10個ご紹介します。

そんなことまで考えるの?ということもありますが、考えておいて損はありません!

具体的な例は音楽の授業に関することですが、記事の内容自体は全ての教科の先生に関わることですので、参考にしていただけたら嬉しいです。


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1 授業での話し方

「ですます」調なのか、「○○だ!」なのか決まっていますか?

好感の持てる話し方であればどちらでも構いませんが、普段友人と会話するような話し方だけはNGです。

私は初任者研修の研究授業で「○○じゃん」と砕けた言い方をしてしまい、担当教官にこっぴどく怒られました。

あくまでも生徒と教師と言う関係なので、おしゃべり口調ではない方が、授業らしくなりますね。

いずれにせよ、ご自身の性格や教科の特性、授業の雰囲気に合う話し方で授業を進めていきましょう。

2 毎回の持ち物と置き勉

毎回の授業に必要な持ち物は決めていますか?

また、それらは全て自宅に持ち帰らせますか?

学校にもよりますが、「置き勉」(教科書類を自宅に持ち帰らず、教室に置いておくこと)がOKなら、自宅学習に必要ないものは持ち帰らせなくていいと思います。

生徒の荷物が重いのはかわいそうですし、持ち帰ったら次の授業に忘れてくるかもしれません。

授業に必要な持ち物は何か、そしてそれらすべてを持ち帰らせる必要はあるのかということを考えてみてください。

3 授業中の座席

これは音楽など特別教室で行う授業に関係するのですが、授業中どのように座らせるかは、授業のやりやすさや生徒の集中度合いに関わる大事な要素のひとつです。

私の実践例は以下の記事で紹介しています。音楽の先生方はぜひこちらをご覧ください。

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4 授業の始め方と終わらせ方

授業をどうやって始めるか、そして終わらせるか考えていますか?

例えば授業の始め方。多くの学校では号令で授業をスタートさせているかと思いますが、号令で始めるにしても、考えておくことはいくつかあります。

・号令の合図は誰?生徒?先生?学級委員?教科係?号令係?

・号令の内容は?「起立・気を付け・礼」?「これから○○の授業を始めます」?

・号令中、椅子は机の中に入れる?

・号令の時の服装は?ブレザーは脱いでていい?第1ボタンは閉めなくていい?

・号令中の姿勢は?手は後ろで組んでてもいい?片足重心でもいい?

号令なんてどうでもいいと初任の頃は思っていましたが、号令ができなければ、荒れている学校ほど授業は乱れます。「休み時間との切り替え」のためには必要なのかもしれません。号令しなくてもすっと授業に入れるのが一番ですが・・・

号令しようがしまいが、生徒が授業を受ける姿勢になれるような始め方、そしてふっと気が抜けるような終わらせ方を考えておくとよいですね。

5 目標(流れ)提示の方法

授業には必ず目標がありますが、それを生徒にどう伝えますか?

目標提示のタイミングと方法例を以下に挙げてみましたので、考えるヒントにしてみてください。

目標提示のタイミング(例)

・授業が始まってすぐ ・導入活動後 

目標提示の方法(例)

・口頭で伝える ・板書する ・生徒に配布するワークシートに記載しておく

「目標」なのか「めあて」なのか「ゴール」なのか、その呼び方も校種や対象学年、教科や授業者によって違いますね。

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6 常時活動の有無とその内容

例えば毎回授業の初めに小テストを行う、前時の復習を行う、簡単なクイズを出すなど、決まった常時活動があると授業はやりやすいです。

私は「5分間ミュージック」と題して世界の様々な音楽や流行の歌などを授業の初めに聴かせるようにしていました。音楽の授業でなくても、英語や国語の授業なら、歌詞の意味から授業につなげることもできます。詳しくはこちらの記事で紹介していますので、よければご覧ください。

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7 生徒の発言・発表方法

授業中の生徒の発言や発表方法にもルールは決めておきましょう。

好き勝手発言OKの方が意見は出やすく、授業も盛り上がりますが、しっかり指導ができていないとあらぬ方向に進んでしまうこともあります。

挙手制にするのか指名性にするのかも含めて考えておくとよいですね。

8 プリントやワークシートの回収方法

これは地味に大事!というのもプリントをどう回収するかで、授業のざわつき度が変わるだけでなく、教員の仕事量が変わるからです。

出席番号順なら評価が付けやすいですし、座席順なら返却が楽です。

終わった人から机の上に置いておくスタイルだと、授業後に並べ直さないといけなくなり、無駄な仕事がひとつ増えます。
(気の利く生徒が授業後に並べ直してくれることもありますが、生徒の時間を無駄にすることになってしまいますね。)

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9 出欠確認の仕方

ボイコットならまだ指導すればいい話ですが、具合が悪くて教室に来られないとなると心配ですよね。

授業の最初に点呼するというスタイルは最近ではあまり見かけませんが、号令時にクラス全体を見渡して異常がないか確認し、いない生徒がいる場合にはその所在を明確にすることが大切です。

以前の勤務校で双子の生徒が入れ替わって授業を受けていたことがあります。私は他の生徒の様子がおかしいことに気付き、すぐに対応したのですが、気付かずにそのまま授業をやり遂げた先生もいました。

10 授業内の評価(成績)の記録方法

どの教科でも授業中の活動の様子を評価に入れると思いますが、それをどのように記録しておきますか?

もちろん生徒の前で成績を付けることはできないので、授業後に記録することになりますが、忘れないうちにぱぱっと記録できる方法を編み出しておくとよいです。

私は座席表タイプの評価シートを自作して、成績を記録するようにしていました。以下の記事は音楽や特別教室で授業を行う先生に関わる内容なのですが、成績の記録方法について詳しく記載していますので、よければこちらをご覧ください。

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以上、最初の授業までに考えておきたい細かなことをご紹介しました。

初めての授業は不安でいっぱいだと思いますが、ある程度、授業の型を作っておけば授業はやりやすいです。

詳しくはこちらのnoteで紹介していますので、よければ合わせてご覧ください。

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また、音楽の授業開きについてはこちらで紹介しています。

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少しでも皆さんのお役に立てていれば幸いです。

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