※当サイトは広告及びアフィリエイトプログラムにより収益を得ています

中学校教員の仕事

「先生の話」の内容は?おすすめのネタ、仕掛けまとめ

元中学校教員めりーです。

学年集会などで「次は○○先生のお話です。」と話を振られても、何を話せば良いか分からない!という方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、「先生の話」で使えるおすすめネタをご紹介します。

ご自身のスピーチの参考にしていただければ幸いです。

※ネタ以前に、「そもそもどうやって話し始めればいいか分からない!」という方は、まずはこちらの記事をご覧ください。

学年集会などに役立つ!「先生の話」の組み立て方

続きを見る

\こちらの記事もよければご覧ください/

【春から先生になる方へ】まず読んでほしい記事まとめ

続きを見る

「先生の話」って何を話せばいいの?

「先生の話」には、特に決まった内容や定型文があるわけではないので、何を話せば良いか分からず、困っているという方も多いと思います。

ですが、普段の学校生活の中で「褒めること」「叱ること」は、転がっているはず。

生徒の様子を注意深く観察していれば何を話すべきかが見えてくるでしょう。

ただ、「ここが良くないから、今後は改善して」と伝えるだけでは、残念ながら生徒の心には響きません。

ゆえに多くの先生はインパクトのあるネタやエピソード、仕掛けを用意して、伝えたいことより伝わりやすくしているのです。

というわけで、ここからは「先生の話」に使えそうなネタや仕掛けをご紹介していきます。

「先生の話」に使えるネタや仕掛け

おすすめのネタ

まずは「先生の話」に盛り込めそうなネタの仕入先を、いくつか例としてご紹介します。

・ニュースや新聞

今、世界で何が起きているのかという時事ネタから、ほっこりする話やローカルネタなど、様々な話題を手に入れることができます。

・名言やことわざ

世の中にある数々の名言やことわざから学ぶことは非常に多いです。

偉人の名言に限らず、バラエティ番組やアニメ、漫画など生徒が興味のもてそうな名言を引用するのも良いですね。

・本

本を読むことで、新たな知識や情報を蓄えることができます。

加えて活字に触れることで、国語力(話の構成や言い回しなど)も身に付くので、まさに一石二鳥です。

・今日は何の日?

毎日何かしら「○○の日」なので、それと絡めて話を展開するのも良いでしょう。

・雑学やトリビア

ちょっとした雑学やトリビアも使えます。

「知らなかった!」「なるほど!」と思えるような話には生徒も食いつきます。

・自分の話

趣味に関することや週末に起こったことなどを基に、話を展開させていく方法もあります。

先生のプライベートな情報に、きっと生徒は興味津々になるはずなので、話の入口としては良さそうです。

おすすめの仕掛け

1時間の学年集会でずっと話を聞いていると生徒は飽きるので、時には仕掛けが必要です。

いくつか例を挙げておきます。

・ストレッチ

「ずっと同じ姿勢で話を聞いていてみんな偉いね、でもそろそろ疲れてきたんじゃない?」とストレッチを提案します。

「このストレッチは○○な効果があってね…」とストレッチから話を展開させていくこともできます。

・紙類やボード類

例えば学年だよりを配布して、それに沿って話を進めたり、ホワイトボードに大事な言葉を書いたり。

耳で聞くよりも目で見る方が印象に残りやすいので、学年集会でもよく使われます。

・歌

音楽以外の先生が歌いだすと「何事!?」と生徒は注目します。

例えば、自分の出身校の校歌を歌って、「卒業してからしばらく経つけど、まだ歌えるんだ。皆はどう?何十年後も覚えていられるほど、校歌をちゃんと歌っているかな?」と問いかけ、話を進めるなど。

音楽の先生が歌っても普通過ぎて効果がないので、私はできなくて残念でした。笑

他にも、心に響く歌詞の歌をプレゼントするのも良いですね。

・ゲームやクイズ

例えば、

・「先生は今感動しているでしょうか、怒っているでしょうか」
・「プリントを一言もしゃべらずに早く後ろまで回したクラスの勝ち!」

など、ちょっとしたゲームやクイズを取り入れると、生徒も話に興味をもつようになるかもしれません。

・あいうえお作文

人生で大切な「あいうえお」など、伝えたいことをあいうえお作文で紹介する方法もあります。

生徒の心に残りやすく、その後何度も繰り返し伝えれば、いつしか先生と生徒の合言葉みたいになるかもしれませんね。

「先生の話」で大切なことは2つ!

1.聞く価値があるものか

意味のない話をダラダラと続けると「聞いて損した」となりかねません。

「納得した」「勉強になった」など、生徒にとって価値のある何かを用意してあげることが大切です。

そのために、生徒に何を伝えたいのかを明確にし、結論(オチ)を用意すること、そして簡潔に分かりやすい言葉で伝えることを心がけると良いと思います。

2.「何を」言うかより「誰が」言うか

これまでの話を全て覆すようなことで申し訳ないのですが、結局のところ、生徒は「何の話か」より「誰が話すか」に注目しがちなんですよね。

関係性が浅いうちは、「この先生はどんなことを話すのだろう?」と興味をもって聞いてくれますが、慣れてくると、話を聞き流すようになってきます。

この先生の話は聞かなきゃ損!」と思わせられるよう、日頃から生徒との関係構築に励むのもひとつの手かもしれませんね。

新任の先生に注意してほしいこと

この記事を読んでくださっている方には、これから先生になる方や先生になりたての方が多いと思います。

そんな新任の先生に注意してほしいことが1つあります。

それは、最初から飛ばしすぎると、後々苦労するよ!ということ。

というのも、最初にとびっきり面白いことをしてしまうと、「次は何をするのだろう?」と期待されてしまいます。

スピーチなんて、教員の仕事のほんの一部なので、あまり力を入れすぎず、自分のできる範囲で準備すれば良いのです。

まとめ

さて、この記事では「先生の話」に使えるネタや仕掛けをご紹介しました。

学校や生徒の実態によって効果に差はあると思いますが、少しでも参考になっていれば幸いです。

\各教材の進め方や活動例はこちら/

note「めりー先生の音楽室」へ

教員の仕事に役立ちそうなもの等を紹介しています!
↓ ↓ ↓

中学校教員の仕事

2024/7/31

先生の「夏休み」の過ごし方(元中学校教員の経験談)

元中学校教員めりーです。 教員時代、他業種の方からよく聞かれたのが、 「先生って夏休みは何しているの?」 「学校が夏休みなら先生も休みでしょ?」 ということでした。 確かに、学生時代の思い出から「学校の夏休みは長い」という印象があるかもしれませんが、教員も生徒と同じ期間ずっと休んでいるわけではありません。 というわけで、この記事では、私が教員だった頃を思い出しながら、中学校教員が夏休み期間中に何をしているかをご紹介します。 あくまで私の経験に基づく内容で、校種や地域などによって異なる点もありますが、少しで ...

ReadMore

中学校教員の仕事

2024/7/24

私が教員時代に意識的にしていたこと(元教員の経験談)

元中学校教員めりーです。 今回は、私が教員時代に特に意識して行っていたことをご紹介します。 あくまで私の個人的な話にはなりますが、これから先生になる予定の方、先生を目指している方の参考になれば幸いです。 目次私が教員時代に意識的にしていたこと①来訪者には迅速に対応する②とにかく挨拶しまくる③デスク周りは常に整頓する④その都度、誰かに話を聞いてもらう⑤新聞やニュースを見るまとめ \こちらの記事もよければご覧ください/ 私が教員時代に意識的にしていたこと ①来訪者には迅速に対応する 職員室内で仕事をしている際 ...

ReadMore

中学校教員の仕事

2024/7/24

学級経営の要!おすすめの席替え方法を元中学校教員が伝授!

元中学校教員めりーです。 生徒たちにとっては一大イベントですが、先生からしてみれば、大きな悩みの種でもある席替え。 その方法は、 先生が指定 くじ 話し合い など様々で、それぞれにメリット・デメリットがあるので、どのような方法で行うべきか悩ましいですよね。 そこで、この記事では私が行っていた席替え方法をご紹介します。 生徒から不満が出づらく、教員側の意図も組み込めるかなと思うので、よければ参考にしてみてください。 目次席替えのタイミング席替えの方法 席替えのタイミング 席替えは掃除当番が1周するタイミング ...

ReadMore

中学校教員の仕事

2024/7/24

これだけは絶対!新任教員が着任日までに準備すべきもの7選

元中学校教員めりーです。 もうすぐ学校の先生になる予定だけど不安しかない… という方に向けて、着任日までに準備すべきコト・モノを厳選してご紹介します。 これまで当ブログ内でお伝えしてきた様々な情報の中から、これだけは絶対に必要!というものだけを集めました。 目次着任日までに準備すべきコト・モノ①スーツ②上履き③印鑑(&印鑑ケース)④多機能ボールペン⑤クリップボード⑥マグカップ(タンブラー)⑦自己紹介まとめ \こちらの記事もよければご覧ください/ 着任日までに準備すべきコト・モノ ①スーツ 着任日の服装はス ...

ReadMore

中学校教員の仕事

2024/7/26

入学式や卒業式の中学校教員の服装は?担任か担任以外かで違います!

元中学校教員めりーです。 入学式や卒業式などの儀式に、何を着れば良いのか悩んでいる先生も多いと思います。 そこで、この記事では私の教員時代の経験を基に、中学校教員の儀式の際の服装をご紹介します。 目次儀式の服装を選ぶポイント担任か担任以外か機能性も重視入学式の教員の服装新入生の担任(男性教員)新入生の担任(女性教員)担任以外卒業式の教員の服装卒業生の担任担任以外着回せる服がおすすめです!靴も忘れずに!まとめ \こちらの記事もよければご覧ください/ 儀式の服装を選ぶポイント 担任か担任以外か 入学式も卒業式 ...

ReadMore

中学校教員の仕事

2024/7/24

学校の先生がよく使う、教育現場特有の言葉(業界用語)一覧

元中学校教員めりーです。 どのような仕事にも、その現場特有の業界用語がありますが、実は学校の世界にも、先生たちにしか伝わらない専門用語があります。 そこで、この記事では学校の中だけで飛び交う、教育現場特有の言葉を一覧でご紹介します。 あくまで私が勤務していた学校での話になりますが、これから先生になる方や教育実習に行かれる方の参考になれば幸いです。 目次教育現場特有の言葉一覧・コマ・フル・抱き合わせ・補教・週案・分掌・起案・要録・実踏・前1・1の島まとめ \こちらの記事もよければご覧ください/ 教育現場特有 ...

ReadMore

中学校教員の仕事

2024/7/24

ネタ探しは終わり!学級通信の代わりに私がしていたこと

元中学校教員めりーです。 担任の皆さん、学級通信のネタ探しに困っていませんか? だったら来年度から学級通信をやめて、その役割を別のことで補えば良いのです! というわけで、この記事では私が学級通信を出す代わりにしていたことをご紹介します。 中には「それってOKなの?」みたいなこともあるので、あくまでも自己判断・自己責任でお願いします。 目次学級通信の代わりになるネタ・アイディア①学活や帰りの会を充実させる②黒板メッセージや手紙を書く③学校だよりや学年通信にメモさせる④連絡プリントを配布するまとめ 「学級通信 ...

ReadMore

中学校教員の仕事

2024/7/24

学級通信なんていらない!私が出すのをやめた理由

元中学校教員めりーです。 連絡事項や日頃の様子、先生の思いなどを保護者や生徒に伝える手段のひとつが、学級通信。 担任になったら学級通信を書かなければ!というイメージが何となくありますが、果たして本当に必要なのでしょうか? この記事では、そんな風に学級通信の必要性に疑問を感じつつも、やめる一歩が踏み出せない方に向けて、私が学級通信をやめた理由をご紹介します。 目次私が学級通信をやめた理由①忙しくて無理②ネタが思い付かない③継続できない④起案が面倒⑤労力に見合うメリットがないまとめ 私が学級通信をやめた理由 ...

ReadMore

-中学校教員の仕事
-, ,

© 2024 めりー先生の音楽準備室