もうすぐ定期テストだ!作るの大変だな~
と思っている先生方、本当に大変なのは、テストが終わった後の採点業務ですよ!
なぜなら、採点業務には早さと正確さの両方が求められるから。
そこで、この記事では、私が行っていた採点業務のコツ(丸付けの方法)をご紹介します。
学校や教科によって異なる点もあるとは思いますが、参考にしていただければ幸いです。
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テスト作成時の工夫
・問題数は少なめにする
当たり前の話ですが、問題数が少ない方が採点時間は短くなります。
生徒も問題数が少なければ、1問あたりにかける時間が増え、ゆっくりと見直しできるようなので、お互いwinwinです。
1問1点×100問で100点満点!というテストだと、生徒も先生も大変だと思います。(集計は楽でしょうが…)
・答えがシンプルな問題をつくる
複雑な答えだったり、「あれもこれも正解」というように答えが1つでなかったりすると、採点に時間がかかります。
なるべく答えがシンプルになるような問題にするとともに、事前に採点基準も明確に決めておくことが大切だと思います。
・解答用紙を工夫する
採点・集計しやすい解答用紙をつくると各段に採点業務が楽になります。
テスト採点時の工夫
・問題ごとに区切って採点する
1人の解答用紙を最初から最後まで丸付けして、次の生徒…というように1人ずつ採点するのではなく、全員分の1~5問目を丸付けしたら、次は6~10問目…というように問題ごとに区切るのがおすすめです。
正答が頭に入っているのでサクサク採点できますし、途中で○×の判断基準がブレることもありません。
・満点を取りそうな生徒から採点する
基本的には出席番号順に、問題ごとに丸付けをしていくのですが、一番最初は満点を取りそうな生徒(2~3人分くらい)を採点してみるのがおすすめです。
何となくその時のテストの難易度が分かりますし、模範解答が間違っているのに気づかず、全員分採点してしまうというミスを防ぐことができます。
・記述問題は後回しにする
時間がかかる記述問題の採点は後回しにし、記号選択問題など簡単なものから丸付けするのがおすすめです。
・得点の計算は最後にする
丸付けと点数計算を交互に行うのは時間がかかるので、
全員分の丸付け
↓
大問(観点)ごとに集計
↓
得点(100点満点)の計算
というように、得点の計算は一番最後に行うのがおすすめです。
・得点ごとに採点ペンの色を変える
あまりカラフル過ぎると目に悪いので、多くても3種類くらいですが、
1点の問題→青色 2点の問題→赤色
のように、得点によってペンの色を変えておけば、集計が楽になります。
ちなみに私が使っていた採点ペンはこちらです。(おそらくどの学校にも置いてあると思いますが…)
リンク
普通のボールペンだと、下の用紙に筆跡がついてしまう恐れがあるので、サインペンを使うのがおすすめです。
・△の中に点数を書く
○ではないけれど×でもない解答の場合、△を付けることもあるかと思います。
その際は、△の中に何点付与するかを記載しておくと、集計が楽ですし、生徒にとっても分かりやすくて親切です。
・空欄解答には×を付ける
生徒の解答が間違っている時は✓、解答欄が空欄の場合は×のように変えておくのがおすすめです。
そうすることで、返却後に正答を書き込むという不正行為を未然に防ぐことができます。
・間違っている箇所に印を付ける
例えば生徒の解答に漢字のミスがあった場合、私はその誤った漢字を囲んで正しい答えを書きます。
単純に下線を引くだけでも良いのですが、間違っている箇所を明確に示すことで、採点ミスを減らせますし、返却後に正答に書き直すという不正行為も防げます。
まとめ
さて、この記事では、私が行っていた丸付けの方法をご紹介しました。
少しでもお役に立てていれば幸いです。
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