この記事では、
初めての学級担任で何をすればいいか分からない！
という方向けに、私が学級担任だった頃に行っていたことをご紹介します。
あくまで私のやり方ですので、合う・合わないはあるかと思いますが、学級経営のヒントにしていただけたら幸いです。
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1.登校前と下校後に教室の整備をする
勤務時間との関係もあるので、大っぴらにおすすめ！とは言えないのですが、生徒の登校前と下校後は毎日教室の整備をするようにしていました。
毎日教室の整備を行うことで、壁や机、椅子の落書きや不自然に空いた穴など、教室の変化にいち早く気づくことができます。
整備する箇所は以下の通りです。
生徒の登校前
・窓を数cm開けて換気
・簡単な掃き掃除
・机や椅子の整頓
生徒の下校後
・机や椅子の整頓
・共有ロッカーや棚の整頓
・窓の施錠確認
・掲示物の確認
特に掲示物については、画鋲が外れていないか、落書きがされていないかを念入りにチェックするようにしていました。
2.教室の黒板に一言書いておく
教科担任制の中学校では担任がクラスの生徒と過ごす時間は少なく、生徒に伝えたいことがあってもなかなか時間を取ることができません。
朝学活や終学活は伝達事項や提出物の回収であっという間に時間が過ぎてしまい、かといって学級通信を定期的に発信するのは難しい…
そこで、私は登校前の整備のタイミングで、黒板メッセージを書くようにしていました。
「最近こんな姿が見られるようになって嬉しいよ！」的なメッセージを発信することで、時間のない中でも生徒に伝えたいことを伝えることができていたかなと思います。（自己満足かもしれませんが…笑）
3.昼休みはなるべく教室で過ごす
毎日忙しいと休み時間くらい職員室で一息つきたいなんて思いますが、昼休みほどクラスの生徒の様子を把握するのに最適な時間はありません。
昼休みは生徒同士の人間関係が一目瞭然だからです。
教室で生徒たちがどのように過ごしているかを観察したり、気になる生徒には「最近どう？」「何か困っていることはない？」などと声をかけたりすることも、クラスの状況を知るための手立ての一つです。
4.１日の中で必ず全員に声をかける
中学校の担任は、これが意外と大変なんです。
クラスの生徒と会えるチャンスは１日に５回！（朝学活、授業、給食・昼休み、清掃、終学活）その中でクラス全員に声をかけるのはなかなかハードです。
ですが、毎日声をかけることで、「この先生は話しやすい、相談しやすい」と思ってもらえるのでは？と考え、私はできる限り頑張っていました。
声をかけられるのが嫌な生徒もいるので、そこは気を付けなければいけませんが…
5.生徒の様子を記録する
終学活、下校後の教室整備が終わり、職員室に戻ってきたら、１日を通して気が付いた生徒の様子を記録します。
と言っても全員分ではなく気になった生徒だけ。
記録しておくことで、生徒の変化にも気づけますし、何かあった際の証拠にもなり得ます。
また、この記録は通知表の所見や三者面談や学級懇談会にも役立ちます。
保護者の方は自分の子どもの学校での様子を知りたいので、日々の様子を具体的に話すのは喜ばれると思います。
まとめ
この記事では私が中学校で学級担任をしていた際に毎日続けていたことをご紹介しました。
学校の実態等によって向き・不向きがあると思いますが、少しでも参考になっていれば幸いです。
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