初めての修学旅行を控える先生方の中には、引率時の先生たちの服装は?どんなバッグが良いの?持ち物は?とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
周りの先生に聞きたいけれど、なかなか聞きづらいですよね。
そこで、この記事では修学旅行引率時の服装とバッグ、持ち物をご紹介します。
あくまで私の経験に基づく内容にはなりますが、参考にしていただければ幸いです。
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引率教員に最適な服装の条件
・動きやすい服
有事の際にサッと動けるよう、動きやすい服装は最重要項目です!男女ともに、ストレッチ素材のパンツをおすすめします。
・歩きやすい靴
スニーカーやヒールなしのパンプスなど、長時間歩いても疲れにくい靴をチョイスするのが絶対条件!
修学旅行に備えて新たに購入するのなら、事前に何度か履いた状態で長時間歩いてみるなど、履きなれておくことも大切です。
・ジャケット
旅館や体験学習先に挨拶するので、スーツとまではいかないものの、ジャケットは1枚あった方が無難です。
汚れたり汗をかいたりすることもあるので、洗えて形態加工付きのジャケットがおすすめです。
夏の暑い時期はジャケットではなく、ポロシャツやオフィスカジュアルっぽいトップスでも問題ありません。
引率教員におすすめのバッグ
私が引率用のバッグを選ぶ際に意識していたポイントは、以下の通りです。
・軽い
・荷物が取り出しやすい
・しおりが入る(最低でもB5サイズ)
・上部にファスナーが付いている(中身が飛び出ない)
わざわざ修学旅行用に買う必要はないのですが、一度買っておけば普段使いはもちろん、その他の引率時にも使用できます。
ちなみに、軽くて大容量のバッグと言えば、こちらがおすすめです。
斜め掛けできないのが難点ですが、私は旅行の際にはこのバッグに着替えなどを入れています。
引率教員の持ち物リスト
ここからは、引率時の持ち物を、修学旅行が国内であることを想定してご紹介します。
基本的には、プライベートでの旅行と持ち物は変わりませんが、いくつか引率時に持っておくと便利な物もあるので、荷造りの参考にしていただければと思います。
尚、各項目の重要度は下記の通りです。
★★あると便利
★人によりけり(なくても支障はない)
・持ち歩き用の荷物
携帯電話・スマートフォン★★★
修学旅行中は、同僚と連絡を取り合うことが多いので、忘れたら最悪です…
お金・交通系ICカード★★★
お金は割と持っておいた方が良いです。
タクシーで移動したり、万が一生徒を病院に連れて行くような非常事態になった場合に医療費を立て替えることがあります。
保険証★★★
生徒だけでなく教員も何があるか分からないので、持っておくと安心です。
ハンカチ・ティッシュ・ウエットティッシュ★★★
手荷物に入れるのはもちろん、大きいバッグにも予備を入れておくと良いです。
マスク★★★
今では欠かせないマストアイテムですね。こちらも予備を含め用意しておくと良いでしょう。
しおり★★★
班名簿など生徒の個人情報が詰まっているので、落としたりなくしたりしないよう要注意!
少しでも荷物を少なくしたいのなら、必要なページのみを抜き出して持って行くと良いです。
あと、しおりをバッグの中にそのまま入れるとぐちゃぐちゃになるので、以下で紹介するようなクリップボードかバインダーに挟んでおくのがおすすめです。
クリップボード★★
チェックポイントで生徒のしおりにサインするなど、立った状態で何かを記入することもあるので、クリップボードがあると便利です。
表紙付きの横綴じクリップボードなら、紙がめくりやすいですし、中身を見られる心配もありません。
これはA4サイズなので普段使いもしやすいですが、修学旅行用に購入するのなら、もう少し小さいサイズでも良いかもしれませんね。
筆記用具★★★
何かと記入することが多いので、ペン、油性マジック、鉛筆は持って行っていました。
折りたたみ傘★★★
軽くて丈夫な折り畳み傘を持ち歩き用バッグに入れておくと安心です。傘だと片手がふさがってしまうので、かっぱを持参している先生もいました。
ビニール袋★★
ゴミが出た時など何かと便利なので、1~2枚はバッグに入れておくと良いです。
腕時計★★
スマホで事足りると言えばそうなのですが、充電とかが心配なので、時計は持っておくと便利です。
水筒★
もちろん行く先々でドリンクを購入しても良いのですが、自由にコンビニ等に入れない場合もあるので、水筒を持っておくと安心です。
薬★
酔い止め薬や持病用の薬等も忘れずに持って行きます。
メッシュポーチ★
行き帰りのバスや電車内で、集金したり、チケット類を配布したりする際に、袋やポーチがあると便利です。
私は自分のクラスの班数分のメッシュポーチ(「1班」とかラベルを貼って)を持参していました。
透明のメッシュポーチなら何が入っているか一目瞭然ですし、中身がこぼれないので使い勝手が良さそうです。
サブバッグ(エコバッグ)★
旅行は行きよりも帰りの方が荷物が多いもの。エコバッグがあれば、お土産をたくさん買っても安心ですね!
・大きいバッグに入れるもの
下着・着替え★★★
滞在日数分+1日分は持って行くようにしていました。
ジャージ★★★
寝る時用に必要です。夜中に見回りをするので、私はパジャマではなくジャージを持って行っていました。
タオル★★★
教員用の部屋には用意してくれている場合もありますが、タオルは持っておくと安心です。
アメニティ類★★★
用意されていない場合があるので、歯磨きセットやシャンプー・リンス・ボディソープ・洗顔など、一通りのアメニティは準備しておくと良いです。
充電器★★★
スマホの充電器は現代人の必須アイテムですね!
上履き★
極稀に教員用にもスリッパの用意がない場合もあります。事前に確認はできるはずですが、心配であれば携帯用スリッパなどを持っておくと安心です。
というわけで、この記事では修学旅行引率時の服装と持ち物をご紹介しました。
少しでも皆さんのお役に立てていれば幸いです。
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