クラシック音楽やオーケストラ演奏について、「眠くなる」「暗い」「つまらない」というイメージをお持ちではないですか？
この記事ではそんなイメージを覆すクラシックの名曲をご紹介します。
誰もが一度は聴いたことがありそうな有名な曲をピックアップしましたので、楽しんでいただけると嬉しいです。
①「ラデツキー行進曲」
ヨハン・シュトラウスⅠ世が作曲した行進曲です。
毎年ウィーンで開催されるニューイヤーコンサートではアンコール曲として定番になっています。
コンサートでは演奏に合わせて手拍子をするのが定番です。
②「トランペット吹きの休日」
ルロイ・アンダーソンが作曲した管弦楽作品です。
原題は「bugler's Holiday」で、ビューグルという軍隊用のラッパで演奏することから、日本語で「ラッパ吹きの休日」と表されることもあります。
③「星条旗よ永遠なれ」
元アメリカ海兵隊音楽隊隊長のジョン・フィリップ・スーザが作曲した行進曲です。
世界三大行進曲の一つとされ、アメリカ合衆国の「国の公式行進曲」にも制定されています。
④「ウィリアム・テル」序曲より「スイス独立軍の行進」
ロッシーニが作曲したオペラ「ウィリアム・テル」の序曲においてフィナーレを飾る曲です。
運動会などで流れることもあるので、この曲を聴くと「走らなきゃ！」という気持ちになる方も多いのではないでしょうか。
⑤「天国と地獄」序曲より「地獄のギャロップ」
オッフェンバック作曲のオペラ「天国と地獄（地獄のオルフェ）」の序曲の一部分です。
「地獄のギャロップ」という曲名からは想像が付かないようなポップさで、かわいらしい曲想です。
この動画のように、オーケストラと観客が一体となって楽しめたら最高だなと思います。
⑥「フィガロの結婚」序曲
モーツァルト作曲のオペラ「フィガロの結婚」の始まりに演奏される序曲です。
最初のバーン！と全体が盛り上がる合奏部分が華やかで、これから何か楽しそうなことが起こりそうな雰囲気が個人的には好きです。
⑦「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第１楽章
モーツァルトが作曲したセレナードの一つです。
華やかで明るく、モーツァルトの作品の中でも特に人気の楽曲です。
⑧「ルスランとリュドミラ」 序曲
グリンカが作曲したオペラ「ルスランとリュドミラ」のための序曲です。
冒頭の走り回っているような軽快さと、中間部の穏やかさとの対比が楽しい楽曲です。
⑨「ボレロ」
モーリス・ラヴェル作曲の「ボレロ」です。
同じリズムが刻まれている中、2種類の旋律が繰り返されるだけなのですが、だんだんと厚みが増していく様子が面白くて、最後まで聴くと達成感を味わうことができます。
元々はバレエ音楽なので、ぜひバレエも合わせて見ていただきたいです。
⑩行進曲「威風堂々」第１曲
最後にご紹介するのは、エルガーが作曲した行進曲です。
イギリスではこの曲に歌詞を付けた「希望と栄光の国」が第二の国歌として愛されています。
さて、この記事では、明るいクラシック（オーケストラ）の名曲を１０曲ご紹介しました。
（私が好きな曲をチョイスしただけな感じもしますが…）
少しでも参考になっていれば幸いです。
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